ベストグループ 見聞会講話集

衣川晃弘大先生「21世紀を幸せに生きる」第7巻より

平成26年 5月28日 ベストグループ沖縄地区見聞会③

私は事業家時代、糖尿病になった時期がありました。一時期はひどい状態でしたが、いつの間にか忘れていました。最近になって少し努力をしようと思い、食の節制と体を良いことに使い出すと、糖が出なくなりました。今はご飯も粗食です。食べ物をコントロールする努力をしているのです。そして、ストレスを感じない生き方をしています。

私は癌になったことがありませんが、癌は転移するものですから怖いものです。しかし、癌にならない方法もあるのです。なぜなら、今までの生き方で癌になったのかも知れないのです。

私も今までの生き方で糖尿病になったのです。ですから、今までの生き方を変えなければいけません。そのためには食べ物も体に良いものに変えなければいけませんし、物の考え方も良い方に変えなければいけません。人生を百八十度変えなければいけないのです。この体を健康にしたいと思うならば、今までの生き方を変えるしかないのです。

この世の物に焦点を絞ると不安になるのです。例えば、花は美しくてもいずれは枯れていくのです。人間もいずれは老います。人間は何かが起こると不安になるのです。

体は最初があれば終わりがあります。宇宙も始めがあれば終わりがあります。いつまで宇宙が存在するかは分かりません。地球も始めがあれば終わりがあります。太陽も始めがあれば終わりがあるのです。必ず始めがあるものは終わりがあるのです。

実は、心も始めがあったからいずれは無くなるのです。しかし、宇宙が存在する限り心が存在するということを誰も知っていません。

偉大なる存在がこの宇宙をお創りになられた時、最初に宇宙を創る力を「創造の力」と仰ったのです。そして、今は維持されていますから、「維持の力」が働いています。そして、いつかは宇宙は滅亡します。それが「破壊の力」です。

偉大なる存在は創造と維持と破壊の三つの心を持って、この宇宙をお創りになられたのです。 宇宙が無くなるまで皆さんの心も存在するのです。命が肉体に宿る時に創造・維持・破壊の力を持って入られたのです。

皆さんはこの世の物に焦点を絞れば、悩み苦しむ心に支配されているから苦しんでいるのです。滅亡の心とは、この世の物が一番だと思った時に出る心です。この世の物はいずれは滅亡するものです。この世の物に焦点を絞っている限り、あなたの心は悩み苦しむのです。そして、不安にかられるのです。

しかし、あなたの心はこの宇宙が存在する限り、ずっと宇宙に残っているのです。これは、真理に少し到達させて頂いた者のみが分かることです。ですから、私は書物には載っていない内容も時たま話をさせて頂きます。

正しい人の道を歩むから仕事ができるのです。道徳に沿って生きると必ず命に通じるのです。命は不滅で不死で、始めが無いのです。ですから、命は終わりも無いのです。

命は普遍で不滅で永遠なる存在だということを、あなた方はまだ知らないのです。私は命という存在に繋がらせて頂いたから分かるのです。命に繋がったら真理に到達するのです。

あなた方が一定の人格になるまで、真理を話してはいけないのです。今、話したとしても理解できないからです。ある程度人格が培われた方たちの前では真理を話します。しかし、真理に到達しない限り、人格は根底から変わらないのです。それまで私は待ち続けているのです。

今やっと、真理が分かる方が全国で出だしました。その方々は顔が素晴らしくなりました。いつもニコニコしています。体も健康です。家庭も争いが無く、仕事もとても素晴らしくなっています。なぜなら人格者だからです。これが一番早く幸せになる方法です。ありがとうございました。

 

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