衣川晃弘大先生「21世紀を幸せに生きる」第12巻より
2019年(令和2年)3月1日 ベストグループ道央・道南一日研修 ②
悪い心が出だして悪い人間が増えるにつれ、人間はだんだんと真理を忘れていきました。そして、四人に一人が真理を忘れる時代が来ました。権力闘争に勝った者が弱者を支配するようになったのです。
そうすると純粋な人たちは、そのような欲望にまみれた人に支配されてしまったのです。そして、さらに悪い心が増えるにつれ、四人に二人は真理を忘れる時代が来ました。
もの凄く争いが起こるようになりました。その結果、真理を忘れた人がたくさん出てくるようになりました。それでもまだ、今よりは犯罪は少なく、病気も少なかった時代だったのです。
人類誕生から現代までを振り返ると、人間は権力闘争を繰り返しています。今、四人中四人が真理を忘れる時代になりました。物質の魅力に負け、僅かな欲望のために争いが多発し、様々な病気になる人も増えました。
現代は欲望の時代と言われます。偉大なる存在は、当初、真理に到った人間を創られましたが、物質の魅力に負けた人間は真理を忘れてしまったのです。
真理を学び、命の存在が分かると、真理が分かるようになります。真理が分かると真理に到達します。これが、偉大なる存在が人間を創られた目的です。
その最高の教えを真理と言うのです。真理や命の存在を学び始めると、皆さんの中にある、百のうち九十五以上の潜在能力が出てきて、心を制御し、精神的にもとても強くなるのです。
以上、質問にお答えさせていただきましたが、凄い内容の質問です。この質問をした方は、きっと人生を真面目に生きてこられて、この世の中を見て、色々なことを感じられたのだろうと思います。
人間は、本当は幸せになるために生まれたのです。真理や命の御力(おちから)は、潜在能力なのです。この潜在能力が出てくると、素晴らしい人間になるのです。
私が事業家時代に作らせていただいた会社が、もしも成功させていただいたとしたら、それは見えない力で成功させて下さったのです。なぜ成功させていただいたのか、私には分かりません。